遊戯王5D's 第129話「ギャラルホルン!終焉へのカウントダウン」の感想

 チーム5D'sとチームラグナロクの試合が幕を下ろしました。試合は6話にわたって続き、今までに行われた4試合の中で最も長い試合となりました。
 今回も遊星とハラルドのライディングデュエルが続いています。ハラルドが発動した「ギャラルホルン」によって遊星の反撃の機会は限られ、八方ふさがりの状況に。遊星はこの局面を打開すべく、アクセルシンクロを行っています。ハラルドは太陽戦で見ているはずなのに、なぜか「消えた!?」という反応をしていましたね。ハラルドは「オーディンの眼」に絶大の信頼を置いていましたが、客観的に見るとそれほど強力な効果ではありません。ピンチを一度救ったことが、ハラルドの「オーディンの眼」に対する過信を招いてしまったのではないかと。
 試合全体を振り返ると、チームラグナロクは試合運びで優位を保っていながら、三極神を活かしきれなかったという印象です。終わってみれば「極神皇トール」のダメージを与える効果が最も活躍しており、いかにラグナロクが攻めあぐねていたかを示しています。また、ラグナロクはスピードスペルを一度も使っていません。神と罠カードを主軸にした方がスピードカウンターに左右されず、安定性が高いと判断したのでしょうか…。三極神には「破壊されても復活する」という保険があるために、三幻神ほどの威厳が感じられなかった点は残念に思います。
 次回は総集編的な内容になりそうです。変わると予告されているオープニングとエンディングに期待しておきます。
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posted by Flyer 2010-10-05 01:38 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第128話「不死身の三極神!叫べ、セイヴァー・スター・ドラゴン!」の感想

 WRGPの準決勝が始まってから5話目です。今回でユニコーン戦の長さに並びました。まだ試合は終わっていないため、今までで最も長い試合になることが確定しています。
 内容としては、遊星とハラルドによるライディングデュエルの続きです。前回の時点で不明だった「極神聖帝オーディン」の能力は、幻神獣族モンスターへの魔法・罠カードの効果を無効にするというものでした。この効果だと、「極神皇ロキ」が下位互換に見えてしまいますね…。遊星は公式戦で初めて「セイヴァー・スター・ドラゴン」を使用しています。「シューティング・スター・ドラゴン」は太陽戦で使われたため、ハラルドに研究されていてもおかしくありません。加えて「極神皇ロキ」と同じ攻撃力しかなく、この局面には不向きと判断されたのではないかと。
 ハラルドは「極神聖帝オーディン」の継承者となるべく、デュエル巡礼の旅に出たそうです。第123話の説明だとハラルドは軍に所属していたので、旅に出たのは退役した後でしょうか?遊星は神3体と正面からやり合うのは無理と悟ったのか、「セイヴァー・スター・ドラゴン」と「ウェーブ・リバウンド」のコンボで一発逆転を狙っています。「ウェーブ・リバウンド」は「スターダスト・ドラゴン」の天敵とも言える効果を持っており、この2枚が共存していることに違和感を覚えました。逆に、この組み合わせだからこそ遊星は相手の裏をかけると踏んだのかもしれません。
 次回で試合の決着がつくと予想されます。ここまでハラルドのライフは無傷であり、初期ライフの4000ポイントがまるまる残っています。遊星がどうやって神の攻撃を避けつつ反撃に転じるのか、注目のポイントです。
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posted by Flyer 2010-09-28 02:56 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第127話「激闘!運命を賭けた黒い羽!」の感想

 WRGP編に入ってから、もうじき1年3ヶ月が経とうとしています。10クール目の終わりが近づいているわけですが、まだWRGP編の幕が下りる気配はありません。
 今回もクロウとブレイブによるライディングデュエルが続いています。土俵際に追い込まれたクロウがどう挽回するのか試されました。クロウの「最後の全力」という言葉がブレイブを慎重にさせたらしく、クロウは墓地から罠カードを発動することに成功しています。既に「スキル・サクセサー」など同種の罠カードが存在しますが、観戦者は妙に衝撃を受けていましたね…。クロウは負けはしなかったものの、「ブラックフェザー・ドラゴン」で神に挑むのは厳しかったという印象です。クロウにも新たなエースモンスターが必要とされているのかもしれません。
 試合は両チームとも三番手が登場する展開に。ハラルドは試合の勝敗を運命の一環と考えているようですが、疑問が残ります。ここでチームラグナロクが敗北してしまうと、三極神の存在意義が根本から否定されかねませんからね…。「勝負は見えた」「勝利は確定したも同然」などハラルドの言葉はたびたび外れており、見通しの甘さも引っ掛かるところです。遊星が防衛線を張る一方で、ハラルドは3体目の神「極神聖帝オーディン」を召喚しました。他の2体の神と比べて巨大であり、コースの外に出現するという変わった光景を見せています。
 遊星にとっては、3体の神を一度に相手にするという難局を任された形です。現時点で「極神聖帝オーディン」の詳細は不明ですが、三極神の頂点に立つ存在としてどんな能力を備えているのでしょうか…。
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posted by Flyer 2010-09-20 23:55 | Permalink | アニメ感想