ライディングデュエルについて賛否両論が沸き起こる中、今回は通常のデュエルが行われています。ライディングデュエルに固執するわけではないようです。
話の流れとしては遊星の仲間に難癖をつけてきた瓜生がDホイールの引き渡しを要求し、それを拒んだ遊星とDホイールを賭けて勝負するというものでした。通常のデュエルではスピードスペルが使えないため、遊星はもう1つのデッキ(おそらくスピードスペルが入っていないデッキ)に切り替えています。瓜生は負けても何も失わないわけですから、一方的に有利な条件です。「負けたらレアカードを1枚譲渡する」ぐらいのリスクはあっても良かった気がします。
対戦相手の瓜生は昆虫族デッキを操るデュエリストです。昆虫族デッキといえば「遊戯王デュエルモンスターズ」の羽蛾が思い出されますが、瓜生は羽蛾の実力には到底及びません。自分が使った永続魔法の効果を忘れるという初歩的なミスを犯していました。力押しを重視するのであればデッキの選択肢は山ほどあるわけで、瓜生が昆虫族デッキを使う理由付けが薄かったように思います。幕切れがあっけなかったこともあり、物足りなさは否めないかと。
作品のコンセプトからすれば今回のような通常のデュエルはサブの扱いで、基本はライディングデュエルにあるはずです。次回のライディングデュエルでは第1話で説明不足だったルールを補足してくれるのでしょうか…。
【参考AA】 遊戯王5D's EDテーマ「START」(初回限定盤)