遊戯王5D's 第05話「激突するエースドラゴン!スターダスト VS レッド・デーモンズ」の感想

 前回で遊星が「スターダスト・ドラゴン」を取り戻すべく始めたジャックとのデュエルが今回も続いています。
 内容としてはほぼデュエル一辺倒で、別の場所で成り行きを見守っているレクスたちがときどきコメントを発するというものでした。「スターダスト・ドラゴン」と「レッド・デーモンズ・ドラゴン」の激突は「遊戯王デュエルモンスターズ」の「ブラック・マジシャン」と「青眼の白龍」の対決のような永遠のテーマになりそうです。遊星とジャックが喋りまくる中、黙々と走り続ける「ロードランナー」が健気に見えましたね。「クリボー」のようなマスコットキャラ的なポジションではないかと。
 今回で初めて遊星とジャックの竜の痣がクローズアップされたわけですが、デュエルの進行に影響を及ぼしたために話の流れが途切れ途切れになってしまった感があります。遊星とジャックが赤目になったのは狂人化に見えたものの、どうも違ったようで。レクスは謎の竜の出現に驚きませんでしたが、竜の存在を知っていたということでしょうか…。OPアニメのイントロの部分で1人だけ複数のカットが盛り込まれていることもあり、レクスがラスボスに思えてきます。
 次回は矢薙という老人がデュエルするそうです。秘宝デッキを使うとのことですが、「遊戯王デュエルモンスターズ」で大きく扱われた古代エジプトとの関連性はあるのでしょうか…。


posted by Flyer 2008-05-08 00:04 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第04話「運命の対決!立ちはだかるスターダスト・ドラゴン」の感想

 前回で遊星がサテライトを離れ、ネオドミノシティにやって来ました。ここからが本当の意味でのスタートと言えそうです。
 今回からシティが話の舞台になったことに伴い、シティと深いつながりを持つであろうキャラクターが新しく登場しています。具体的には阿久津、イェーガー、狭霧深影の3人です。イェーガーはいかにも狡猾な知略家で、阿久津は「灼眼のシャナ」に出てきた狂った教授に似ているという印象を受けました。狭霧深影は遊戯王シリーズには珍しく、至って普通の女性キャラクターのようです。どんなバックグラウンドがあるにしろ、本来のヒロインである十六夜アキよりも先に登場した意味は決して小さくないと思います。
 遊星は「スターダスト・ドラゴン」を取り戻すべく、ジャックとライディングデュエルで決着をつけることになりました。ジャックは「遊戯王GX」のカブキッドに近い考えを持っているらしく、観客を楽しませるデュエルを信条としています。それはいいとしても、海馬瀬人を思い起こさせるほどに喋りまくっていました。遊星が「喋りすぎる」とツッコミを入れたのも無理はありません。ライディングデュエルは今回で3回目となりますが、制作者側も慣れてきたのか見せ方がこなれてきた気がします。伏せカードが表示されない点はもどかしさを覚えますけど。
 次回のサブタイトルを見ると、遊星が何らかの手段で「スターダスト・ドラゴン」のコントロールを得るようですね。初めて竜の痣がクローズアップされるという意味でも要注目の回です。
posted by Flyer 2008-05-06 01:02 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第03話「脱出!ニトロ・ウォリアー VS ゴヨウ・ガーディアン!」の感想

 ほぼ第1話と同じ面々によって話が進みました。メインキャラクターが出揃うのはだいぶ先になると考えていいでしょう。
 今回のテーマはサテライトからの脱出です。これまで入念に準備を進めてきた遊星でしたが、セキュリティの牛尾によって思わぬ妨害を受けることになりました。ただでさえ時間の余裕がない中、デュエルを強いられています。時間との戦いというシチュエーションは切迫感があり、楽しめました。欲を言えば、残り時間を常時デジタル表示してもらいたかったです。演出などの都合で難しかったのかもしれませんけど。
 牛尾のデッキは第1話のときよりも強化されています。「ゲート・ブロッカー」はあまりに効果が強力なために、規制がかけられているとのことでした。今後もライディングデュエルではルール介入型のカードが出てくると予想されます。遊戯王5D'sではシンクロモンスターを前面に出していて「チューナーモンスター召喚→シンクロ召喚」の流れが多くなっていますね。そのため、融合モンスターと違って「このタイミングでこのモンスターか!」という意外性が少ないように感じます。
 今回でサテライトを舞台にした話は一段落し、次回からはネオドミノシティを舞台にして本格的なストーリーが展開されるようです。遊星はジャックに勝って過去の因縁を断ち切ることができるでしょうか…。
posted by Flyer 2008-05-04 15:09 | Permalink | アニメ感想