遊戯王5D's 第11話「特殊追跡デッキ再び 取り戻せ仲間との絆」の感想

 前回で収容所編が終わり、話は新たなステージに移行しています。どうやら1クール目でメインキャラクターが全員出揃うことはなさそうです。
 遊星は収容所を出たものの、デッキとDホイールは没収されたままです。そこで氷室に紹介された雑賀の協力を仰ぐことになりました。雑賀もかつては相棒のユージと組んでタッグデュエルをしていたらしいです。ただでさえ目まぐるしいライディングデュエルにタッグ戦があったということ自体が驚きですね。いつかは劇中でライディングデュエルのタッグ戦が行われることでしょう。双子の龍亞と龍可はいかにもタッグ戦に向いたキャラクターです。雑賀はOPで氷室と同じカットに出ていることもあり、タッグ戦の名手として担ぎ出される展開も十分あり得ます。
 雑賀の協力でデッキとDホイールの所在を突き止めてセキュリティ保管庫に潜入した遊星でしたが、そこに待っていたのは牛尾でした。牛尾はすっかりルパンでいう銭形警部のポジションになっていて、今後も何度となく遊星にちょっかいを出してきそうですね…。顔に傷ができたことで牛尾の人格に変化が加わる可能性もありましたが、それほど変化はないように感じられます。まだ遊星に顔の傷のことを話していないところを見ると、深刻な要素として前面に出す気はないのかもしれません。仮に傷の話をしても、遊星が深刻に受け止めるとは考えにくいです。
 今回は雑賀の呼び掛けで遊星が行き止まりに突っ込んだところで終わりました。ユージの件で仲間の存在を軽んじていた雑賀ですが、心境の変化があったということなのでしょうか…。
posted by Flyer 2008-06-13 23:54 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第10話「デッキ0 チェーントラップのループを破れ」の感想

 第06話から続いていた収容所編が今回をもって幕を下ろしました。話の大きな区切りを迎えています。
 内容としては途中まで進んだ鷹栖戦の続きです。鷹栖は自分のデュエルディスクに電流が流れないように細工していましたが、さらに監視カメラを通して遊星の手札を盗み見していることが発覚しました。前回で遊星を不戦敗に追い込もうとしたことを考えても、鷹栖は自分のデュエルの腕に自信がないように見えます。鷹栖のデッキはデッキ破壊中心と説明されたものの、実際は効果ダメージにも手を広げています。おそらく電流で遊星をデュエル続行不可能にすることを視野に入れていたと思われますが、その中途半端さが仇になった感が否めません。
 役割が曖昧だった青山は結果的に遊星のサポートに回ることになりました。ノーリスクの鷹栖に電流という恐怖が発生しただけでも、青山の行動には大きな意味があったと言えるでしょう。停電時に遊星が行った伏せカードの並べ替えや手札の持ち替えはあまり誉められた行為ではありませんが、明確な反則にならない範囲で鷹栖の不正行為に対抗するためには仕方ない行動だったと受け取っておきます。遊星がデッキに入れた40枚のカードは制作者側にも管理しきれなかったらしく、遊星のプレイングに少なからず疑問が感じられた点が残念でした。
 遊星が収容所を出たため、ひとまず矢薙や氷室とはお別れです。新しいメインキャラクターの登場に期待がかかります。
posted by Flyer 2008-06-06 23:36 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第09話「カードにかける思い 仕組まれたライトニング・デスマッチ」の感想

 収容所編に入って4話目となりました。ここまで来てもメインキャラクターはさほど増えておらず、アキや双子は顔を見せない状態のままです。
 ここに収容所生活に変化があり。遊星たちは長期収容者の牢屋に移されました。そこで遊星と同室になったのが青山です。話によれば青山は1年以上牢屋にいて脱走を計画しているとのこと。外部の仲間とどうやって連絡を取っているのか謎ですね…。不運にも青山の脱走計画と鷹栖が遊星とのデュエルを指定した時間帯が重なってしまい、結果として青山は身動きが取れなくなっています。このままだと計画した本人が脱走を果たせないという損な役回りになる可能性が否定できません。
 遊星はデッキを没収されたままのため、デッキを用意する必要がありました。しかし、矢薙や氷室もデッキを没収されてしまい、打つ手なしの状態に。この絶望的な状況を救ったのは他の収容者たちが隠し持っていたカードでした。中には髪の中やトイレのフタといった不衛生な場所に隠されたカードもありましたが…遊星が不戦敗を免れただけでもよしとしましょう。鷹栖は新パックに収録が決定しているチェーンモンスターを使用しています。鎖をモチーフとしたデッキが収容所の長という立場と深く関係していることは間違いありません。
 鷹栖との勝負は次回も続きます。位置付けが曖昧に見える青山がどんな行動を起こすのかがポイントになるはずです。
posted by Flyer 2008-05-30 23:28 | Permalink | アニメ感想