遊戯王5D's 第17話「炎のリベンジャー スピード・キング☆スカル・フレイム」の感想

 デュエル・オブ・フォーチュンカップの第3試合が行われました。前回で華々しいデビューを飾った十六夜アキは姿を見せず、出る回とそうでない回の差が両極端という印象を受けます。
 これまでの試合は通常デュエルでしたが、この試合に限ってライディングデュエルになっています。どうも遊星と死羅の2人は最初からライディングデュエル枠の選手として招待されていたらしいです。遊星の対戦相手として決戦の場に現れたのは炎城ムクロでしたが、個人的には対戦相手を二度とデュエルできなくするという死羅の戦術を見てみたかったですね…。もともとシグナーのリトマス試験紙という役割のため、大会が終われば用済みになってしまいます。死羅が今後の展開でライディングデュエルを披露する可能性は極めて低いと言えるでしょう。
 炎城ムクロは以前ジャックと対戦したときには1ターンキルまがいの戦術をとっていましたが、今回はスピードカウンターを重視した戦術に切り替えています。実質的には「Sp−ジ・エンド・オブ・ストーム」を使うためにスピードカウンターを増やした形です。「Sp−ジ・エンド・オブ・ストーム」は過去にジャックも使いましたが、そのときは他のカードでスピードカウンターを増やすことなく発動できる状態に持ち込んでいました。ムクロの戦術は勝利を追い求める余り、観客に魅せる視点が欠けている気がします。当分ジャックのいる場所にたどり着けそうにありません。
 次回は本来なら無印選手同士の試合ですが、レクスの権限で強引に敗者復活戦をねじ込むようです。龍可と対戦する選手はいいとして、もう1人の選手の扱いはどうなるのやら…。
posted by Flyer 2008-07-25 23:53 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第16話「魔女再来、破滅の竜『ブラック・ローズ・ドラゴン』」の感想

 十六夜アキとジル・ド・ランスボウによるデュエル・オブ・フォーチュンカップの第2試合が行われています。少なからず作画に雑な点が見られたことが残念です。
 内容としては「十六夜アキ、公式戦デビュー」の一言に尽きますね。実質的に今回が初登場と言っても過言ではなく、放送前から存在が明かされながら長い間待たされた形です。アキは思ったよりも無感情なキャラクターでした。心配されていた声は普通に聴ける水準だったので良しとしようかと。ただ、メインキャラクターにしては印象に残りにくい声ではありますね…。阿久津のセンサーにも反応がなく、アキが本領を発揮していたとは到底思えません。デュエルで本気を出し、感情を発露したときに改めてアキのキャラクター性が問われることになりそうです。
 対戦相手のジル・ド・ランスボウは黄金の鎧に身を包んだ騎士でした。強固な騎士道精神を持ちながら、なぜレクスやイェーガーといった影のある人物に付き従っているのか疑問が残るところです。ジルは「マスクド・ナイト」なる戦士族モンスターをひっさげてデュエルに臨んでいました。特撮ヒーローのようなデザインはインパクト十分です。あと劇中で名前こそ出ませんでしたが、ディヴァインというアキを監視するキャラクターが登場しています。「戦いはまだ始まったばかり」というセリフを発していたので、アキの行く末が見えているのかもしれません。
 次回は遊星の出番です。これまでのデュエルは通常デュエルだったのに、予告ではライディングデュエルになっています。対戦方法を統一しなくて大丈夫なんでしょうか…。
posted by Flyer 2008-07-19 00:57 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第15話「デュエル・オブ・フォーチュンカップ開幕 大空襲!ジャイアントボマー・エアレイド」の感想

 前回でメインキャラクターが一通り揃い、話が新しい段階に移行しようとしています。サテライトの面々に再び出番があるのかは未知数です。
 今回からデュエル・オブ・フォーチュンカップが始まりました。招待されたデュエリストは意外に少なく8人のみ。遊星、アキ、龍可の3人とレクスが送り込んだ刺客5人で計8人ということでしょうか?8人によるトーナメントだと全部で7試合、優勝者とアトラスの試合を入れたとしても8試合となり、十分に1クールで消化できる試合数と言えます。遊星、アキ、龍可の3人は1回戦で互いに当たりませんでしたが、レクスによる仕込みの可能性が否定できません。その3人が出ない残りの1試合は無印選手同士の対戦のため、省略がありそうな気配です。
 第1試合は女装した龍亞とボマーの対戦です。第13話で龍可に「無理」と一蹴された龍亞の女装ですが、結局は龍亞が押し通したようです。対戦相手はボマーはモンスター効果によって相手の行動を縛るデッキを使っていました。威風堂々とした言動の割に、したたかな戦略をとるという印象です。阿久津が仕掛けた装置は龍亞に反応しなかったため、現時点で龍亞はシグナーではないことが示されました。これでシグナー5人のうち最後の1人はベールに包まれた形です。龍可の安全が危ぶまれる中で、大会が進むことになります。
 次回はついに十六夜アキがデュエルの舞台に上がります。初登場した前回は仮面姿でセリフはごくわずか、今回も姿は見せたもののセリフなしと決して良いとは言えない扱いが続いています。これまでの出し惜しみを吹き飛ばす活躍ぶりを期待したいところです。
posted by Flyer 2008-07-11 23:58 | Permalink | アニメ感想