遊戯王5D's 第26話「シグナーたちの運命!赤き竜が導く未来!」の感想

 デュエル・オブ・フォーチュンカップが終結しました。振り返れば12話を使って8試合が行われたわけですが、長かったような短かったような不思議な感覚です。
 遊星とジャックによる因縁の対決もついに決着の時を迎えています。以前の対戦時のように赤い竜が降臨しましたが、今回は遊星たちが別世界に飛ばされています。以前の降臨は5つの痣が揃っていなかったので、不完全だったということでしょうか…。5つ目の痣が刻まれた腕はレクスの腕なのか、全く別人の腕なのか曖昧です。いずれにしても5つ目の痣がレクスのコントロール下にあることは確実で、龍亞やディヴァインがシグナーという可能性は否定されました。龍亞が微妙な立場になりつつあります。ヒロインの座に最も近い龍可とは対照的です。
 これで半年に渡って続いた「遊星とジャックの対決」「5人のシグナー」というテーマは一段落しました。十六夜アキが1クール目に全く登場しない構成は予想外でしたが、アルカディア・ムーブメントの絡みでうかつに出せなかったと受け取っておきます。「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」の伏線は回収されず、次のストーリーに持ち越しとなりました。サテライトの様子を見に行った雑賀も放置されています。大会が終わったため、観戦組の氷室たちのグループも解散ですね。早野天兵はデュエルを披露する機会がありませんでした。少し寂しい気もします。
 次回から新展開です。既にOPテーマとEDテーマが変わることが明らかになっています。数多く盛り込まれるであろう新要素に期待せずにはいられません。
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posted by Flyer 2008-09-27 00:52 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第25話「フォーチュンカップ ファイナル!孤高のキング ジャック・アトラス」の感想

 デュエル・オブ・フォーチュンカップもいよいよ最終章です。遊星とジャックが本当の意味で決着をつける大一番を迎えています。
 今回はこれまで伏せられていた遊星とジャックの決別の理由が明かされました。ジャックがレクスの誘いに乗って遊星の試作品Dホイールと「スターダスト・ドラゴン」を持ち去ったという過去があったそうです。それから2年が経ったということなので、遊星が今のDホイールを完成させるまでにどれほど難航したのかが暗に示されています。ジャックにとって「スターダスト・ドラゴン」はレクスが出した条件を満たすパスポートでしかなかったため、第04話であっさりと遊星に返したのも納得がいきます。改めて第01話から見ると、他にも新しい発見がありそうです。
 2クール目の総決算ということなのか、今回は懐かしいキャラクターが顔を見せました。その筆頭がサテライトの面々です。ただ、ジャックの秘書である狭霧はともかく牛尾を再登場させた意図がよく分かりませんね…。次の焦点は5人目のシグナーに移っています。登場済みのキャラクターなのか、未登場のキャラクターなのか五分五分といった感じです。「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」の伏線が未回収なので、その持ち主が5人目のシグナーという可能性が少なからずあります。その場合、5体目の竜は持ち主不明ということになってしまいますけども。
 次回はあらゆる面で大きな節目となります。「遊星とジャックの決着は?」「5人目のシグナーは?」「赤い竜の降臨は?」といった数々の疑問に答えを提示してくれることを望みます。
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posted by Flyer 2008-09-20 00:27 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第24話「ヴィクテム・サンクチュアリ 破壊を包む星となれ!スターダスト・ドラゴン」の感想

 不動遊星と十六夜アキによる決勝戦が終了しました。デュエル・オブ・フォーチュンカップ編の終幕が間近に迫っています。
 今回の最大のポイントは遊星が初めて「スターダスト・ドラゴン」を召喚した点です。これまで遊星はほぼ「ジャンク・ウォリアー」に頼りっきりでしたから、今後のプレイングにも大きな変化をもたらすでしょう。デュエルの方は半ば「ブラック・ローズ・ドラゴン」と「スターダスト・ドラゴン」の復活合戦になっていましたね。それでもジャックと龍可も含めた4人の竜の痣が反応しただけで、赤い竜の降臨はありませんでした。単にシグナーの竜が対峙しただけでは赤い竜の降臨には至らないようです。何かしら欠けていた条件があるということになります。
 今回はいつにも増して観客の野次が酷かったですね。多くの人は魔女の噂を聞いたことがある程度のはずです。あそこまでアキが目の敵にされるのは違和感を覚えます。何はともあれ、当面アキの出番は確実に減ることでしょう。アキがアルカディア・ムーブメントを抜ける理由がこれといって見当たらないため、今後も「要所で立ちふさがる敵」というポジションが維持されそうです。ディヴァインが決勝戦に何を期待していたのかは謎のまま終わっています。いつかはディヴァイン自らがデュエルを行う日が来るのでしょうか…。
 次回はスペシャルマッチが行われます。これまで伏せられていた遊星とジャックが決別した理由が語られることになりそうです。
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posted by Flyer 2008-09-13 01:05 | Permalink | アニメ感想