遊戯王5D's 第43話「それぞれの決意 心から信じられるもの」の感想

 本格的な決戦を前にして準備が着々と進められている状況です。ダークシグナーの露出が減っているため、嵐の前の静けさといった雰囲気があります。
 前回でゴドウィンはシグナーたちにダークシグナーと戦うか否かを問いかけましたが、今回はその決意の過程が描かれました。早い段階で決意を固めたアキ、龍可、ジャックの3人に対し、遊星と龍亞は足がすくんでいます。遊星は鬼柳に負い目を感じており、龍亞はシティに残ると言い出しました。特にシグナーでない龍亞は疎外感が強かったわけですが、龍可の真剣な願いが通じて同行することを決めています。これまでの龍亞の戦績が全敗ということもあり、ダークシグナーと対峙したときにこそ龍亞の真価が問われると言えそうです。
 サテライトではクロウがダークシグナーのアジトに向かいました。クロウは第36話以来の出番ですが、ずいぶんと久しぶりに登場した気がします。クロウがアジト付近にいたイェーガーをダークシグナーと間違えたことがきっかけになり、クロウから吹っかける形でデュエルすることに。クロウは「ダークシグナーと戦う前の肩慣らし」と言っていましたが、治安維持局を相手にするリスクを考えると割に合わないという印象です。イェーガーは最初のターンにあえてモンスターを召喚しませんでした。どうやら相手の裏をかくことを得意とするデュエリストのようです。
 次回もクロウとイェーガーのデュエルは続きますが、どちらが勝ったとしてもストーリーに影響を及ぼすとは考えにくい状況です。このタイミングでイェーガーにデュエルさせたことがどんな意味を持っているのか気になるところです。
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posted by Flyer 2009-01-31 01:50 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第42話「集結!赤き竜の戦士たち!」の感想

 ようやくシグナーがまとまりを見せ始めましたが、今回はデュエルがありませんでした。デュエルがなかった回は第14話、第32話に続いて3度目です。
 アキが遊星たちに協力的になったことにより、ゴドウィンがシグナー4人を招待して事情を説明をするというのが今回の話です。過去の映像が多用され、実質的に総集編でした。ゴドウィンによる説明も既出の情報を整理するという意味合いが強く、あまり目新しさはありません。新しいと言えるのは「ダークシグナーを元の人間に戻すことは不可能」という情報ぐらいです。この情報を信じるなら、カーリーが今後「占い魔女」を使う可能性は限りなく低いと予想されます。炎属性の占い魔女は出番がないままお蔵入りになってしまうのでしょうか…。
 ゴドウィンは今回も5人目のシグナーについて多くを語りませんでした。これほどひた隠しにする理由が不明ですね。この分だと、5人目のシグナーはまだ登場していない新キャラクターではないかという気さえしています。龍亞はゴドウィンに門前払いを言い渡されていました。改めて不遇なポジションが露呈した形です。「パワー・ツール・ドラゴン」の伏線が回収されるまでは辛抱する必要がありそうです。アキはディヴァインの真意を知らされましたが、すぐに立ち直りを見せています。ディヴァインが落下する映像は影を潜めるかもしれません。
 次回はダークシグナーとの決戦前夜という位置付けのようです。予告映像のクロウとイェーガーという意外な組み合わせに興味が引かれます。
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posted by Flyer 2009-01-24 02:57 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第41話「悲しみ故の憎悪!受け止めろ スターダスト・ドラゴン」の感想

 話の舞台が完全にシティに移り、サテライトの面々は姿を見せなくなりました。前回では作画の粗さが目立ちましたが、今回は持ち直しています。
 内容としては遊星とアキによるデュエルの続きです。居場所を失ったアキが自分の殻に閉じこもろうとする中、父親の身を挺した呼びかけで家族の大切さを痛感させられるという流れでした。できれば父親だけでなく、母親にも何らかの役割を持たせて欲しかったところです。フォーチュンカップでもそうでしたが、どうも「スターダスト・ドラゴン」は「ブラック・ローズ・ドラゴン」が相手だと酷い目に遭わされる運命にあるようですね。あのまま「スターダスト・ドラゴン」の攻撃力が0になっていたらと思うと、ちょっと恐ろしい気もします。
 あまり目立たなかったものの、今回のデュエルで1つ引っかかる点がありました。それはアキが「ワンダー・クローバー」を発動したあたりです。「ワンダー・クローバー」は通常魔法なので、発動された時点でメインフェイズ2に移行しています。既にバトルフェイズを終えているため、「ブラック・ローズ・ドラゴン」で2回目の攻撃を行うことはできないはずです。何はともあれ、これで長く続いた「シグナーの中でアキだけはぐれ鳥」という状態は解消されました。アキの初登場は第14話だったので、遊星サイドに加わるまでに2クールかかったことになります。
 次回は赤い竜の核心に迫るようです。予告の映像にデュエルの描写はありませんでしたが、ゴドウィンによる説明だけで終わるのでしょうか…。
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posted by Flyer 2009-01-17 03:10 | Permalink | アニメ感想