遊戯王5D's 第49話「マイナスをつかさどる王 猿魔王ゼーマン」の感想

 龍可が「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」を解放する過程が続いています。ダークシグナー編は3月末どころか6月末まで続きそうな勢いです。
 前回は龍可がレグルスと出会ったところで終わったわけですが、今回はその続きです。話の流れとしてはマイナスの力を受けたせいで言葉の意味が反対に聞こえてしまうレグルスを元に戻し、龍可がレグルスとトルンカを伴って「猿魔王ゼーマン」の城に乗り込むというものでした。トルンカは龍可をレグルスの居場所に案内した時点で役目を終えたはずですが、なぜか引き続き同行していますね。「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」とともに龍可のカードとして力になるフラグでしょうか…。龍可の妖精デッキのイメージに合うかというと微妙ではあります。
 龍亞とディマクのデュエルは今回もあまり進展がありませんでした。次回予告に出ていた「巨大化」は龍亞の逆転の一手にはなることなく出番を終えています。ディマクが使う「猿魔王ゼーマン」はステータスも効果も平凡で、過去に登場したダークシンクロモンスターと比べて大きく見劣りしますね…。せめて効果は精霊世界でマイナス化にこだわっている点を踏まえて欲しかったところです。ディマクは自分の素性を語らない状態が続いています。龍亞との勝負を「前座」と割り切っているため、龍可との勝負まで語る気がないのかもしれません。
 今回も龍亞とディマクのデュエルは完結せず、決着は持ち越しになりました。デュエルが4週にまたがったのは遊戯王5D'sで初めてのことです。ついにディマクの地縛神「クシル」が登場しますが、龍亞に地縛神の攻撃を防ぐ手段はあるのでしょうか…。
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posted by Flyer 2009-03-14 01:40 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第48話「マイナスワールド 白き獅子レグルスを探せ」の感想

 1年目の放送も残すところあと3回となりました。今の調子だと、龍亞と龍可がディマクとの決着をつけたところで1年目の幕が下りる気がします。
 今回は精霊世界に旅立った龍可をメインにした話です。龍可が目の当たりにしたのは時間が逆に進む世界でした。街に現れた猿の兵士によって、龍可と一緒にいたクリボンが石にされるという事態に。兵士に追われる龍可を助けたのはトルンカでした。トルンカは見た目が子供ですが、中身は老人らしいです。シグナーのことを知っている時点で異質の存在と言えます。トルンカの案内で龍可はレグルスと会うことができました。第37話で語られたレグルスの伏線がようやく回収されたものの、レグルスの機嫌の悪さを見ると素直に喜べないことも事実です。
 一方で、龍亞とディマクのデュエルはあまり進んでいません。龍亞が「パワー・ツール・ドラゴン」を、ディマクが「猿魔王ゼーマン」を召喚してエース級のモンスターが並び立ったところで終わっています。「ファイターズ・エイプ」は冒頭で注目カードとして紹介されたにもかかわらず、効果が使われないままダークシンクロの素材になってしまいました。「マジシャンズ・エイプ」にも言えることですが、他の種族としても扱う効果は付けた意味があるのでしょうか…。効果を付けた以上は特定の種族専用のサポートカードを使うなどのフォローが欲しいところです。
 龍亞とディマクの勝負は次回も続きます。デュエルが3週にまたがったのは「遊星 VS 鬼柳」以来のことです。次回予告に出ていた「巨大化」が龍亞の逆転勝利を呼び込むのか注目が集まります。
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posted by Flyer 2009-03-07 03:06 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第47話「猿の地上絵の痣をもつ男」の感想

 1年目の終わりが見えてきていますが、3月末で明確な区切りを迎えるのは難しそうです。4月になってもOPテーマとEDテーマは変わらないと予想されます。
 ルドガーが挨拶代わりに仕掛けてきたデュエルが終わり、ダークシグナー全員が現れました。このタイミングでディマクが「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」の所持者であることが明かされています。第19話の伏線から半年以上も間が空くとは思いませんでしたね…。狭霧の話によれば、ルドガー以外のダークシグナーは4つの制御装置にて待ち受けているとのこと。ジャックの提案で遊星たちは4方向に分かれましたが、ジャックの提案の裏にはカーリーと2人きりで話をつけたいという意図もあったように思います。他のメンバーは知る由もないでしょうけど。
 最初にデュエルを始めたダークシグナーはディマクでした。本来なら龍可が対戦するはずでしたが、ディマクの早合点で龍亞が対戦することに。なぜか遊星が道を引き返して龍亞の居場所に駆けつけています。おそらく鬼柳戦を最後に回すための布石でしょう。これまで勝ち星がない龍亞ですが、今回も勝機が見えません…。ディマクに敗北を予告されただけでなく、闇のデュエルのダメージに耐えきれるのかという不安材料もあります。あとは今のディマクが偽者という可能性に賭けるしかないかと。龍可の露払いになりますが、龍亞の面目は保てますので。
 次回は精霊世界に旅立った龍可がメインになります。「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」のしもべである「レグルス」は一体どんな力を持っているのか…。
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posted by Flyer 2009-02-28 01:55 | Permalink | アニメ感想