遊戯王5D's 第61話「真実の果てに」の感想

 制御装置をめぐるシグナーとダークシグナーの戦いが幕を下ろしました。ダークシグナー編は最終章に突入しようとしています。
 前回でミスティによって弟のトビーが亡くなった経緯が語られたわけですが、今回はディヴァインが真相が暴露した形になっています。ディヴァインはアルカディア・ムーブメントの人間を実験材料としか考えておらず、トビーもその犠牲になったそうです。遊星の問いにまともに応じたディヴァインは軽率でしたね…。ミスティ戦が終わるまで黙っていれば、あんな最期を迎えることもありませんでした。ただ、これでディヴァインの出番が終わったとは思えません。アキの封印解除が可能な唯一の人物として、いつ再登場してもおかしくないと感じます。
 トビーの敵討ちを果たしたミスティはサレンダーしようとしましたが、カーリーと同じように邪神に体を乗っ取られてしまいました。正気を取り戻したアキはミスティを救う策を考えつつデュエルを続行しています。今度こそ新しいシンクロモンスターを使うと思いきや、呼び出したのは「ブラック・ローズ・ドラゴン」でした。墓地からのシンクロ召喚は意外性がありましたけどね。結局、ミスティの地縛神「コカライア」の効果は使われませんでした。召喚されただけの「レプティレス・ガードナー」などミスティのモンスターは総じて見せ場がないまま終わった気がします。
 アキは日没までに決着をつけることができず、タイムリミットに間に合いませんでした。これでルドガーが言っていた「冥界の王」が復活することになります。果たしてシティの方角に出たコンドルの地上絵は何を意味するのでしょうか…。
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posted by Flyer 2009-06-06 01:56 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第60話「サッド・ストーリー 〜悲しみの記憶〜」の感想

 シグナーとダークシグナーの戦いもいよいよ大詰めです。冥界の王の復活を阻止するべく、アキとミスティによる最終戦が幕を開けています。
 話の流れとしてはミスティがプレイしたカードになぞらえて、弟が亡くなった経緯をアキに語るというものでした。ミスティの弟のトビーはアキと同じアルカディア・ムーブメントに所属しており、ダイモンエリアのデュエルでとばっちりを受けて亡くなったそうです。アキの能力を知っているにもかかわらず、無邪気にアキへの憧れを口にするトビーがどうにも痛々しく見えました。トビーの死に絶望したミスティは後を追ったとのこと。さすがにこの件までアキの責任にするのは疑問が残りますが、なるべくしてダークシグナーになったことだけは間違いありません。
 ミスティが使った「サッド・ストーリー」はどれもガチガチのロックカードでした。ここまでロックカードを多用するデュエリストも珍しいです。ロックカードによる膠着状態とアキを歩かせる誘導により、デュエルのテンポが損なわれていた点は残念ですね…。そして、第39話を最後に行方不明だったディヴァインが再登場を果たしています。あの高さから落下してなぜ助かったのかは語られていません。ディヴァインに封印解除の言葉を吹き込まれたアキは暴走モードに変貌してしまいました。ミスティよりもアキの方が悪役に見えてしまうような状況です。
 今回のデュエルはこれまでのダークシグナー戦と違い、未だにナスカの地上絵が現れていません。おそらくアキとミスティが直に対面していなかったからと思われますが、引っ掛かる点ではあります。以前の対戦は中断になったため、今度こそミスティの操る地縛神「コカライア」が真の力を発揮するのかどうか気になります。
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posted by Flyer 2009-05-30 02:45 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第59話「孤高の光 セイヴァー・デモン・ドラゴン」の感想

 ジャックとカーリーによるライディングデュエルが終了しました。このところは2話完結のデュエルが続いており、話のテンポが良くなっていると感じます。
 今回の話を一言で表すなら「ジャックとカーリーの悲恋」ということになると思います。カーリーの幼少期の映像に始まり、フラッシュバック的に盛り込まれた回想が散り際に花を添えた形です。ジャックの捨て身の戦術で1度は正気を取り戻したカーリーでしたが、ボマーと同様に体を邪神に乗っ取られてしまいました。ボマーやカーリーを乗っ取った邪神はタイムリミットが過ぎると復活するという「冥界の王」とは別の存在なのでしょうか…。核心を知っているルドガーが退場してしまったため、しばらくは情報不足の状態が続きそうです。
 サブタイトルの「セイヴァー・デモン・ドラゴン」は予想を上回る能力を持っていました。攻撃はしなかったので、本領を発揮したとは言いがたいですけどね…。遊星と同じく、ジャックにも5つの痣が集まってモンスターとの一体化を果たしています。なぜかルドガーの腕は瓶詰めのままであり、まだレクスは装着していないようです。前回で遊星を亡者から守ったのは、やはり不動博士でした。現実世界ではないものの、遊星と父親の会話が描かれたのは初めてのことです。遊星の母親も、何らかの形で遊星の前に姿を現す日が来るかもしれません。
 次回はようやく出番が回ってきた感があるアキのデュエルです。予告では暴走モードのアキが映っていましたが、一体どういう経緯でそうなってしまったのでしょうか…。
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posted by Flyer 2009-05-23 01:48 | Permalink | アニメ感想