遊戯王5D's 第102話「ただ勝利のために」の感想

 チーム5D'sとチームユニコーンの試合が幕を下ろしました。5話にわたって続いたわけですが、1試合にしてはかなりの時間を使った感じがします。
 内容は遊星とジャンの対戦の続きです。遊星はライフポイントの面でジャンに追いつき、両者がデッドヒートを繰り広げています。遊星が久しぶりにアクセルシンクロについて触れていましたね。ただ、手掛かりすらないためか以前ほどのこだわりはないように見受けられました。勝機が見えず動揺している遊星に対し、負傷したジャックがゲキを飛ばしています。遊星が窮地に陥った原因はほぼジャックにあるため、ジャックがチームメイトを一喝している構図は違和感がありますね…。ジャックにチームの足を引っ張った自覚があるのか疑問が残ります。
 今回のデュエルでは反射ダメージで決着がつきました。反射ダメージは攻撃力よりも守備力の方が高い場合に受けるダメージですが、アニメのデュエルにおいて反射ダメージで決着がついたことは私の知る限り今回が初めてです。ジャンはたびたびチーム戦ということを強調していたものの、最後には個人プレーに走っていました。策略家のジャンが「チームのため」という精神を放棄したことは意外でしたね…。もっとも、公式大会のチーム戦で初めてデュエルしたジャンにとっては「デュエルは楽しい」という昔の感覚を思い出した面もあった気がします。
 次回はチーム5D'sとチームユニコーンがお互いを称えあう内容のようです。ストーリーの面で大きな進展はないと思われます。チーム5D'sが予選で対戦する他の2チームについても、そろそろ情報を出してほしいところです。
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posted by Flyer 2010-03-27 22:22 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第101話「フォア・ザ・チーム」の感想

 チーム5D'sとチームユニコーンの試合が続いています。とても予選の第1試合とは思えないほどに白熱しているという印象です。
 前半は遊星とブレオの対戦の続きです。遊星はブレオのデッキ破壊に苦しむことになりました。ブレオは抜群の記憶力を持っているそうですが、記憶力の良さとデッキ破壊による勝利はあまり関係がないと思います。なぜならデッキ破壊を主軸としたデッキは柔軟性に乏しく、相手の戦術に臨機応変に対応することができないからです。ブレオのデッキには「ダメージ・ランス」のようなデッキ破壊にそぐわないカードも入っていました。どうにもブレオの中途半端さは否めません…。どちらかと言えば、二番手より三番手向きのデュエリストだった気がします。
 後半はチームユニコーンの三番手であるジャンが登場しています。今のところはモンスターの攻撃を主体とした普通のデッキです。崖っぷちに追い込まれている遊星がなぜか状況を楽しんでいましたね。時間軸が劇場版の後なら、遊城十代の影響を受けたために楽しんでいるとも考えられます。遊星とジャンの現在の差はライフが1300ポイント、スピードカウンターが1個です。遊星がアキからバトンタッチしたときにあった圧倒的な差を考えれば、大幅に縮まっています。やはりアキから「スターダスト・ドラゴン」を引き継いだ点が大きかったということでしょう。一方で、ジャックが足を引っ張ったままこの試合を終えることが悲しくもあります。
 遊星のデッキは残りわずかのため、次回に決着がつくと予想されます。残りの3枚のデッキにはどんなカードが眠っているのでしょうか…。
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posted by Flyer 2010-03-20 22:13 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第100話「窮地 ラスト・ホイーラー遊星」の感想

 WRGPが始まって今回で3話目となりました。4月からOPとEDが変わることを考えると、3月中はユニコーン戦が続くと考えてよさそうです。
 前半は遊星とアンドレの対戦です。アンドレは残りライフの少なさから、まともに遊星とやりあうことなくフィールドを去っていきました。明言こそされていないものの、ジャック戦の周回数の多さが体力に響いたことも要因でしょう。3試合を通して、1度もピットインせずに周回数を重ねた点はアンドレの凄さと受け取っておきます。なお、遊星がアキから引き継いだカードは「スターダスト・ドラゴン」と「ウィキッド・リボーン」です。前回を見たときは伏せカードを引き継いだと誤認してしまいました。場の「ウィキッド・リボーン」は演出の都合で消されているようです。
 後半ではチームユニコーンの二番手であるブレオが登場しています。遊星に対してデッキ破壊を仕掛けてきました。ただ、チーム戦でデッキ破壊を主軸にすることには大きな問題点があります。それは2人抜き、3人抜きがほぼ不可能ということです。デュエル前の会話から考えても、ブレオはジャンの露払いという印象が否めません。デッキ破壊のためとはいえ、ブレオは「スピードスペルが1枚でも手札に来れば勝てる」という好条件を自ら捨ててしまいました。現時点では不可解な選択にしか見えませんね…。今後のプレイングに注目しておきます。
 次回も遊星とブレオの勝負は続きます。予告に登場していた遊星の新しいエースモンスターがどういう形で活躍するか楽しみです。
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posted by Flyer 2010-03-13 21:07 | Permalink | アニメ感想