遊戯王5D's 第108話「蘇る恐怖 機皇帝ワイゼル」の感想

 登場するキャラクターが絞られていた前回と違い、今回は多くのキャラクターが登場しました。「バトル・ロイヤル・モード」の終息が見えてきています。
 遊星とプラシドによるライディングデュエルが今回も続いています。真の姿となったプラシドは衝撃波や落雷を起こせるらしく、シティに建物の損壊や停電といった被害をもたらしました。あれだけの被害が出てしまうと、WRGPの続行は絶望的ですね…。療養中のアキは病院内で「ハルカ」というデュエル少女と出会っています。名前があるところを見ると、今後のアキに影響を与えるキャラクターと考えてよさそうです。第104話でアキがモンスターの実体化に失敗したため、ハルカが実体化能力の健在または消滅を検証する役目を負うのではないかと。
 プラシドのデッキはワイゼル関連で固められていると思いきや、今回はルチアーノのカードを使っていました。さすがに他人のカードを無断で持ち出す行為は問題があります。もっとも、機皇帝のパーツに互換性があったために起きた事件です。神の意思によって与えられたカードにもかかわらず、互換性を持っている点は妙ですね。神にとっては今回のような使い方も想定内ということになるのでしょうか…。遊星はアクセルシンクロに挑んだものの、うまくいきませんでした。アクセルシンクロは本人のメンタルに左右される不安定な面があるようです。
 次回は遊星が再びアクセルシンクロに挑戦します。サブタイトルにも使われている「シューティング・スター・ドラゴン」がどんな効果を持っているのか気になるところです。
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posted by Flyer 2010-05-09 20:19 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第107話「覚醒!!揺るがなき境地 クリア・マインド」の感想

 今回は遊星、プラシド、ブルーノの3人による会話が大半を占めていました。ここに来て伏線の回収を一気に進めてきた感じがします。
 内容としては、遊星がアクセルシンクロの糸口をつかむというものでした。遊星は機皇帝に対する恐怖心に打ち勝ち、異世界へと旅立っています。そこには過去に登場したアンモナイトがいたわけですが、今回の語り口を見ると敵とも味方とも言えない微妙な存在ですね。ホセの話では、神の声を聴ける者にしか石版は落ちてこないらしいです。プラシドが「自分たちは人間ではない」と言っていたので、遊星も人間ではないということになってしまうのでしょうか…。未だにホセの石版が落ちてこないのは偶然なのか意図的なものなのかは不明です。
 そして、第74話に登場した謎のDホイーラーの正体が明らかになっています。正体は大方の予想通りといったところですが、時系列的にはかなり苦しいのではないかと。ブルーノは第79話のラストで漂着していましたから、相当の日数を波に流されていたことになります。プラシドはDホイールと合体し、真の姿を現しました。残念ながら、見た目がイマイチでボスキャラの威厳が感じられません…。あれがプラシドの真の姿というなら、ホセやルチアーノも何かと合体する可能性がありますね。ホセに関しては合体後の姿はまるで見当がつきません。
 次回は遊星がいよいよアクセルシンクロを実践するようです。今の流れを考えると、プラシドは近いうちに退場してしまうのでしょうか…。
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posted by Flyer 2010-05-03 23:42 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第106話「ゴースト氾濫!恐怖のバトル・ロイヤル・モード」の感想

 WRGPが始まってから9話目になりますが、ここに来て話が脇道にそれました。今後、WRGPが続行されるのかどうかは不透明な状況です。
 プラシドが放ったディアブロがWRGP予選を荒らし回り、事故が多発しています。遊星たちはディアブロの暴走を止めるべく立ち上がることに。「バトル・ロイヤル・モード」のルールが不明瞭だったこともあり、デュエル部分は粗が目立ってしまったという印象です。特にスピードカウンターの概念が希薄という点はライディングデュエルとして問題があります。今回は遊星たちよりも、イリアステル組に気になる発言が多かったですね。中でもホセの「サーキットが完成すると神の神殿が現れる」という発言はWRGP編の最終ステージに関わってくるはずです。
 ディアブロは「A・O・J」というモンスター群を使用しています。「A・O・J」には光属性モンスターに対して効果を発揮するモンスターが多いです。それを考えると、遊星が光属性の「ロード・ウォリアー」をシンクロ召喚したのは迂闊と言わざるを得ませんね…。一方、シェリーは光属性の「ケンタウルミナ」を即座にシンクロ召喚に使用していました。「光属性モンスターを場に残さない」という考えがあってのプレイングと言えるでしょう。ただ、「フルール・ド・シュヴァリエ」の効果で「DNA移植手術」の発動を妨害しなかった点については理解に苦しむところです。
 次回はサングラスをした謎のDホイーラーが久しぶりに登場します。ブルーノとの関係やアクセルシンクロの伝授に注目が集まります。
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posted by Flyer 2010-04-24 22:30 | Permalink | アニメ感想