遊戯王5D's 第123話「ルーンの瞳のデュエリスト」の感想

 前回でチーム太陽との試合が終わり、今回は幕間という形です。9月末まで放送はあと6回しかないため、10月以降もWRGP編が続くと予想されます。
 内容としては、チームラグナロクの面々が三極神や自分の素性について語るというものでした。リーダーのハラルドはもともと空軍に所属していたそうです。若くして大佐を務めていたところを見ると、優秀さが感じられますね。ハラルドは異変を察知して退官し、他の三極神の使い手を探しに向かったとのこと。上官が言っていた「まるで意味が分からんぞ!」は視聴者の声を代弁しているとしか思えません…。ブレイブの素性はほとんど描かれませんでした。ただ、ブレイブの素性が「悪戯の神」であるロキとリンクしている片鱗は見えた気がします。
 ドラガンは3年前に父親の治療費を稼ぐため、ジャックのかませ犬を引き受けたとのこと。「八百長を仕込んででもジャックをキングの座につけたい」という当時のレクスの思惑が露見しています。自分の誇りが損なわれたと主張するドラガンですが、ジャックに怒りを向けるのは筋違いではないでしょうか…。「あのときにああすれば勝っていた」は言ってはいけないことだと思います。カウンターを食らう可能性もあったわけですからね。第118話ではジャックが伏せカードの発動をやめる一幕がありました。この行動が今度の対戦にも関わってきそうです。
 次回からチーム5D'sとチームラグナロクの試合が始まります。今のところ、クロウとブレイブの間に因縁めいたものはありません。この2人の位置付けはどうなるのでしょうか…。
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posted by Flyer 2010-08-23 23:04 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第122話「信じる力!最強の巨人ズシン VS シューティング・スター・ドラゴン」の感想

 チーム5D'sとチーム太陽の試合が幕を下ろしました。4話にわたって続いたわけですが、思ったよりも時間を割いたという印象です。
 内容は遊星と太郎の対戦の続きです。太郎の「眠れる巨人 ズシン」に対し、遊星は苦戦を強いられています。三幻神に匹敵するズシンに敬意を表したのか、遊星が公式戦で初めてアクセルシンクロを行いました。ただ、「シューティング・スター・ドラゴン」の目玉とも言える連続攻撃の効果は使っていません。ズシンの効果で無効にされてしまうからだと推測されますが、除外のときと同じく自身の強みを活かしたとは言いがたいです。ブルーノは遊星のアクセルシンクロを察知していました。ブルーノの記憶は蘇っていると考えてよさそうです。
 試合全体を振り返ると、いい意味でチーム太陽の泥臭さが際立っていたと思います。チーム太陽はOCG初期のカードを使用しており、懐かしさを感じました。カードの絵が古いフォーマットだったので、なおさらです。引っ掛かった点は観客の変わり身の速さですね。最初はチーム太陽の戦術にケチをつけておきながら、一転してチーム太陽の応援に回っていました。急に腕振りのポーズで応援したり、ズシンのカードを持っているなど不自然さは否めません。観客席の牛尾たちが後半では置物状態になっており、立つ瀬のなさが表れています。
 次回はチーム5D'sとチームラグナロクが対面するという内容だそうです。チームラグナロクのメンバーは、第117話で歴史の改竄を免れていました。どんなバックグラウンドを持っているのか気になるところです。
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posted by Flyer 2010-08-16 23:49 | Permalink | アニメ感想

遊戯王5D's 第121話「奇跡の切り札 眠れる巨人ズシン!」の感想

 WRGPの決勝トーナメントが始まってから3話目です。今のペースだと、9月末でWRGP編を完結させるのは難しい気がします。
 チーム太陽の三番手である太郎が登場し、クロウと対戦しています。太郎は「眠れる巨人 ズシン」を召喚しました。ズシンの召喚条件は厳しく、OCGの「ゲート・ガーディアン」や「究極完全態・グレート・モス」を想起させます。吉蔵や甚兵衛のデッキが低レベルの通常モンスターばかりだったため、結果的に「キーメイス」をカムフラージュする役割を果たしました。これに加えて「ターンカウントが引き継がれる」というチーム戦の特性を活用したことが、ズシンの召喚成功につながったと言えそうです。もっとも、1度きりの打ち上げ花火という色彩が強いですが。
 MCによれば、公式試合でズシンが召喚されたことはないとのこと。チーム太陽は「スピード・ワールド2」の効果だけで予選を勝ち抜いたということでしょうか…。いくらズシンが見たいとはいえ、観客の野次が酷すぎましたね。クロウの発動した「ボム・ガード」が「せこい」と非難されていましたが、エースカードを守ろうとすることはごく自然なプレイングです。「せこい」と非難される道理はないでしょう。ズシンは召喚条件に見合っているかはともかく、強力な効果を持っています。三幻神が伝説として引き合いに出されており、歴史の積み重ねを感じました。
 試合の決着は太郎と遊星による最終戦に持ち越されました。戦闘でほぼ無敵のズシンに、遊星がどう立ち向かうのか注目が集まります。
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posted by Flyer 2010-08-09 00:03 | Permalink | アニメ感想