遊戯王5D's 第10話「デッキ0 チェーントラップのループを破れ」の感想

 第06話から続いていた収容所編が今回をもって幕を下ろしました。話の大きな区切りを迎えています。
 内容としては途中まで進んだ鷹栖戦の続きです。鷹栖は自分のデュエルディスクに電流が流れないように細工していましたが、さらに監視カメラを通して遊星の手札を盗み見していることが発覚しました。前回で遊星を不戦敗に追い込もうとしたことを考えても、鷹栖は自分のデュエルの腕に自信がないように見えます。鷹栖のデッキはデッキ破壊中心と説明されたものの、実際は効果ダメージにも手を広げています。おそらく電流で遊星をデュエル続行不可能にすることを視野に入れていたと思われますが、その中途半端さが仇になった感が否めません。
 役割が曖昧だった青山は結果的に遊星のサポートに回ることになりました。ノーリスクの鷹栖に電流という恐怖が発生しただけでも、青山の行動には大きな意味があったと言えるでしょう。停電時に遊星が行った伏せカードの並べ替えや手札の持ち替えはあまり誉められた行為ではありませんが、明確な反則にならない範囲で鷹栖の不正行為に対抗するためには仕方ない行動だったと受け取っておきます。遊星がデッキに入れた40枚のカードは制作者側にも管理しきれなかったらしく、遊星のプレイングに少なからず疑問が感じられた点が残念でした。
 遊星が収容所を出たため、ひとまず矢薙や氷室とはお別れです。新しいメインキャラクターの登場に期待がかかります。
posted by Flyer 2008-06-06 23:36 | Permalink | アニメ感想
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