前回で遊星がサテライトを離れ、ネオドミノシティにやって来ました。ここからが本当の意味でのスタートと言えそうです。
今回からシティが話の舞台になったことに伴い、シティと深いつながりを持つであろうキャラクターが新しく登場しています。具体的には阿久津、イェーガー、狭霧深影の3人です。イェーガーはいかにも狡猾な知略家で、阿久津は「灼眼のシャナ」に出てきた狂った教授に似ているという印象を受けました。狭霧深影は遊戯王シリーズには珍しく、至って普通の女性キャラクターのようです。どんなバックグラウンドがあるにしろ、本来のヒロインである十六夜アキよりも先に登場した意味は決して小さくないと思います。
遊星は「スターダスト・ドラゴン」を取り戻すべく、ジャックとライディングデュエルで決着をつけることになりました。ジャックは「遊戯王GX」のカブキッドに近い考えを持っているらしく、観客を楽しませるデュエルを信条としています。それはいいとしても、海馬瀬人を思い起こさせるほどに喋りまくっていました。遊星が「喋りすぎる」とツッコミを入れたのも無理はありません。ライディングデュエルは今回で3回目となりますが、制作者側も慣れてきたのか見せ方がこなれてきた気がします。伏せカードが表示されない点はもどかしさを覚えますけど。
次回のサブタイトルを見ると、遊星が何らかの手段で「スターダスト・ドラゴン」のコントロールを得るようですね。初めて竜の痣がクローズアップされるという意味でも要注目の回です。
【参考AA】 遊戯王5D's EDテーマ「START」(初回限定盤)