遊戯王5D's 第152話「進むべき未来」の感想

 3年間にわたって続いたストーリーが最終章に突入しています。話は今回を除いてあと2話分を残すのみとなりました。
 アーククレイドルの事件から月日が流れ、遊星の尽力によって「破滅の未来」を回避する見通しが立ちました。アキがまだデュエルアカデミアに在籍しているところを見ると、さほど長い年月は経っていないようです。それにしては、アキが妙に大人びていますが…。遊星たちはそれぞれ岐路に直面しており、ネオドミノシティに留まるかどうか選択を迫られています。アキはデュエルと縁を切って医学の道に進もうとしているわけで、特に深刻ですね。ジャックは各地を転々としながらデュエルをしていたらしいです。鬼柳の再登場は嬉しい不意打ちでした。
 遊星の発案で久しぶりに全員で集まることになったものの、それぞれが迷いを抱えているために重い雰囲気に。そこにジャックが現れ、ネオドミノシティからの旅立ちを宣言しています。まるでサテライトを出た頃をトレースするかのような言動です。そのジャックに対し、遊星がデュエルを持ちかけています。両者は早々にエースモンスターを出したものの、遊星は両方とも除外しました。言わば除外したエースモンスターは自分自身であり、この状態から何ができるかを考えるという趣向のようです。ジャックにとっても、決意の固さが試される形ではないかと。
 最終の放送となる次回は1時間スペシャルです。遊星とジャックのライディングデュエルからどんな答えが導きだされるのか、見届けたいと思います。
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高橋和希

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posted by Flyer 2011-03-29 23:24 | Permalink | アニメ感想