遊戯王5D's 第151話「集いし願い」の感想

 アーククレイドル編が幕を下ろしました。アーククレイドル編は第137話から始まったため、15話で完結したことになります。
 遊星とゾーンのライディングデュエルがついに決着の時を迎えました。遊星が召喚した「シューティング・クェーサー・ドラゴン」はゾーンの想定外であり、大きな動揺を与えています。ゾーンは「究極時械神セフィロン」を出して対抗し、最後は力比べとなりました。遊星が最後の攻撃を宣言する前に、過去のキャラクターが映ったのは感慨深いですね。これまでの話を全て見た人なら、全員が誰なのか分かるはずです。ゾーンが遊星の人格をコピーしても、人と人のつながりまではコピーできなかったという事実を印象付けるカット割りだったと思います。
 決着後にアーククレイドルの落下は止まったものの、問題は解決していません。マイナスモーメントにプラス回転を与えるため、遊星が危険を顧みずにDホイールをぶつけることに。シェリーが見た「遊星が死ぬ未来」は遊星の敗北を前提としていたはずなので、理不尽さが際立っています。結果として、ゾーン自らがアーククレイドルを葬る形となりましたね。ゾーンの去り際の背中には、言いようのない哀愁が漂っていました。EDの映像はパラドックスを除いた未来組のダイジェストでした。プラシドやホセの合体シーンは場違いだった感が否めません…。
 予告を見る限り、次回はアーククレイドルの事件から数年後が舞台になっています。残りの3話でどんな話が描かれるのか注目です。
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posted by Flyer 2011-03-16 23:44 | Permalink | アニメ感想