年内の放送も残りは数えるほどになりました。当面はストーリーの本筋に復帰する気配がなく、3体目の機皇帝は来年に持ち越されるものと思われます。
今回のポイントは鬼柳が無気力になってしまった理由です。鬼柳はダークシグナーだった頃のことを思い出し、罪の意識に苦しんでいるとのこと。カーリーには特に変化がないので、鬼柳にだけ外的な要因が働いたということらしいです。鬼柳はデュエルを捨てようと思っても捨てられず、デュエルで葬られることを望んでいます。背後にあるのは「どんな償いをしようと罪そのものは消せない」という論理でしょう。遊星が言葉をかけても、鬼柳の反応はそっけないです。病魔に冒されているような描写があったことが鬼柳の絶望感に拍車をかけています。
1ターンキルがデフォルトだった前回と違い、今回のデュエルは数ターンにまたがっています。何度も挿入された夕日のカットは時間経過を示すにしては過剰な印象を受けました。前回のEDクレジットに「セルジオ」という名前がありましたが、どうも冒頭でペンダントを投げた男が「セルジオ」のようですね。ペンダントを投げた理由が不明であり、バーバラと並んで意味深なキャラクターです。マルコムが「弟のロットンがいれば鬼柳を倒せる」と言っていた点も気になります。ロットンがこの話のラスボスとして登場する可能性もなきにしもあらずです。
次回も遊星と鬼柳のデュエルは続きます。今回のEDは劇場版のアフレコシーンを編集した実写映像でしたが、果たして次回のEDは元に戻るのでしょうか…。
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