遊戯王5D's 第86話「クラッシュタウン」の感想

 WRGPまであまり時間がないにもかかわらず、いきなり番外編と言っていい話になりました。遊星以外のシグナーは一切登場しなかったため、寂しさすら感じます。
 呼び出しの手紙を受けて、遊星はクラッシュタウンにやってきました。クラッシュタウンは西部劇そのものといった街並みであり、異世界に来てしまったかのようです。手紙の送り主はバーバラと名乗る人物でした。この街では鉱山を巡ってラモンとマルコムという2大勢力が争っており、鬼柳がラモンに雇われてデュエルしているとのこと。鬼柳には覇気が感じられず、無駄にテンションが高かった昔の鬼柳は見る影もないですね…。バーバラがどうして遊星と鬼柳の仲を知っているのかは不明です。まだ人物関係が明確でない点に引っ掛かりを覚えます。
 話の舞台だけでなく、デュエルも西部劇に合わせた形になっています。どのプレイヤーもリボルバー型のデュエルディスクを使っており、1ターンキルがデフォルトです。鬼柳はダークシグナー編以来のデュエルでしたが、インフェルニティ中心のデッキ構成は変わっていません。デュエルする以外に鬼柳を救う方法がないため、遊星はマルコム側につくことに。3対1のハンデを跳ね返してマルコムの信用を得ています。遊星は報酬が目当てではないはずなのに、高い報酬を約束させようとしていました。現金ではなく鉱山を見据えているのかもしれません。
 次回も鬼柳の話は続きます。鬼柳はデュエルを通して遊星と向き合うことになります。今度こそ鬼柳が覇気をなくした事情が明らかにされるはずです。
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posted by Flyer 2009-11-28 03:44 | Permalink | アニメ感想