遊戯王5D's 第68話「老人の記憶 くず鉄ファミリーデッキ」の感想

 遊星たちの日常を描いた話が続いています。当面はメインキャラクター1人1人にスポットを当てていく方針なのかもしれません。
 今回はクロウをメインに据えた話です。クロウはマーサの話を聞き、街外れに住む屑山鉄蔵という老人をマーサハウスに連れてくることに。ジャンクに囲まれた鉄蔵の家にはトラップが仕込まれており、クロウは四苦八苦しています。ソリッドビジョンのモンスターは「二頭を持つキング・レックス」でした。デュエルリングもそうですが、随分と懐かしいものを引っ張り出してきましたね。クロウは説得のため、鉄蔵にデュエルを持ちかけました。鉄蔵が応じた理由にはデュエルの相手がいなくて寂しいという面も少なからずあったと思われます。
 屑山鉄蔵は名前の通りと言うべきか、デッキにもジャンクへのこだわりが見られました。「ジャンク」か「くず鉄」と名のついたカードしか使わないという徹底ぶりです。ジャンクモンスターには「パテーナル」「マテーナル」「キッズ」という3体がおり、互いを補うような効果を持っていました。過去の遊戯王シリーズで遊戯が使っていた絵札の三剣士に似ています。今回はチューナーが3体登場したにもかかわらず、シンクロ召喚が全く行われませんでした。クロウが上級モンスターを召喚しなかったという意味でも、異色のデュエルだったと言えるでしょう。
 次回はジャックを中心とした話です。さらに、第3期に入ってから初めてカーリー渚が登場します。ダークシグナー編の最後で記憶がリセットされてしまったカーリーですが、第3期ではどのような立ち位置になるのでしょうか…。
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posted by Flyer 2009-07-25 02:37 | Permalink | アニメ感想